ロッコールの強さ MINOLTA TC-1 with KONICAMINOLTA PAN400

前回のエントリで、最強のロッコールであるHI-MATIC Eにリバーサルという感動的な写りをご紹介しましたが、こちらも負けてはいません。同じ2015/1/24、こどもはっちにThe Cameraに、こちらはモノクロのPAN400を詰めて持って行きました。こちらも、さすがの写りです。データ化は、最近贔屓にしているメモリーハウスMIKI(ノーリツQSS)です。
















ということで、TC-1初のモノクロでした。適正に測光するにはコツが必要ですが(若干アンダーに振るクセがあるのであらかじめ半段~1段明るく補正する、スポット測光で露出の指示を出すなど)、さすがはG-ROKKOR、実にシャープな写りです。HI-MATIC Eとは、使いこなしの難易度が違いますが、写りの素晴らしさは甲乙付けがたいです。
何と言いますか、この2機種の写りは、「強い」んです。どんなフィルムを使っても、容赦なく刻み込んでいくというか。彫刻刀で彫られた版画のような。同じ版画でも、引っ掻いたくらいではなく、しっかり彫り込んだ版画。でも、細部まで細やかに彫られている版画。そんな力強さを感じるのです。レンズを介して集光し、それを、露光というよりまさに「焼き付ける」感じ。
まだまだ使いこなせている感は足りませんが(カメラマガジンによると、「TC-1を真に使いこなすには、自分の暗室を作るくらいの覚悟が必要」なんだとか)、ハイマチックE、TC-1とも、The Cameraの精神で、どこにでも持ち出して何でも撮ってやろうと思っています。
この記事へのコメント
昔、CH(だったか)という安い印画紙がありましたが、
背景の粒状感でそれを思い出しました。
ありがとうございます。このフィルム、なかなかいいですよね?粗さがありつつ、解像感がちゃんと出るので、レンズのボケの特性に加えてフィルムも被写体の分離性に一役買っているように思います。ACROSではこうはいきませんし、単なる「ラフモノクローム」でもこうはなりません。
あとは、実はノーリツのQSSも粒状感がいい感じで残るのがいいです。さらに、ここのショップさんはモノクロは微粒面ペーパーがデフォルトでして、プリントがまたいい味を出しているんです(デジタルプリントだけど、印画紙の露光はハロゲンランプっていうのも売りらしい)。モノクロの現像のみ外注ということですが、リバーサル現像もやってくれるし、コダックのケミカルと用紙ということで、エクターなんかも最近はここに出しています。オススメですよ。
富士らしいシャキッとした仕上がりなら、プリネットワン。この2店に最近収束しつつあります。